わたしは大好きよ
ジョアンが主演する3Dを見に行ったマリアとヴァル。
ジョアンは宇宙服を着たスーパーヒーローを演じる。
「あなたのために最後まで見たけど、脳細胞が一つずつ死んだわ」
とマリア。
「彼女、最高だと思うけど」とヴァル。
「あまりにもくだらない。頭のからっぽな女が派手な宇宙服を着て
バカなセリフを言う、ウンザリよ」
こき下ろすマリアにヴァルは挑発されない。
「わたしは大好きよ」これがまたマリアは癪にさわる。
「そのようね。残念だけど」
「深刻な映画だけが真実を描くわけじゃない」
マリアとヴァルの、ヘレナとシグレッドに
対する捉え方がぶつかる。
ヴァルはシグリッドに対するヘレナの愛を、
マリアに対する自分の愛を吐露して白熱します。
この映画の見どころのシーンです。