共に人生を歩み行くために…
「LGBT婚」の先を行く「パートナーズ婚」
1月24日、大阪で「新年ブライダルセミナーvol.1 LGBTを知ることで、私たちの本当の未来が見える!~LGBT婚の現状と今後の展望~」が開催され、LGBT当事者13名を含む約60名が参加しました。「関西ブライダルミッション有限会社」で3500組以上の同性の結婚式を行ってきた岸本誠牧師が講師を務め、「性の多様性と時代の変化に合わせて結婚式はどう変わっていくべきか」という勉強会が開かれました。岸本牧師は、「結婚したい人が異性でも同性でも関係なく、誰でも結婚式ができる。その人らしい結婚式を挙げてほしい。願えば夢は叶う」と話されます。
セミナーでは、「LGBT婚」をテーマに、実際に結婚式を挙げた当事者4名が「どこで結婚式ができるのか分からなかった」「断られたらどうしようと思うと、電話をするのも勇気がいった」などと経験を語りました。岸本牧師も「LGBTの人たちが結婚式を挙げたいと思った時、会場がなかなか見つからないのが現状です」とおっしゃいます。場所のみならず、相手の反応などにも戸惑いや特別扱いの様子が見られ、傷つく場面も多いそう。LGBT婚や同性婚を歓迎する式場であることをホームページに明記するなど、様々なアイデアも出し合われました。
そして、セミナー後半では「LGBT婚」の先をみつめた「パートナーズ婚」の提案が行われました。岸本牧師は、「『パートナーズ婚』とは婚姻届けを出すか出さないか、異性同士か同性同士か、結婚式を挙げるか挙げないかなどではなく、生涯のパートナーとしてお互いを認めあい、同じ人生を共にいつまでも歩んでいきたいと願うふたりが『ひとつ』になること。LGBTを含む性的少数者だけでなく、障害や難病を抱える方、ご高齢者、再婚・再々婚、事実婚の方など、すべてのカップルが対象です」とおっしゃいます。
ウーマンライフ新聞社とのコラボ企画
「ジェンダー・マリアージュ」上映会
その流れを受け、2月21日(火)には、ウーマンライフ新聞社とのコラボレーション企画として、「新年ブライダルセミナー&勉強会vol.2 感動の映画ジェンダー・マリアージュから読み解く結婚の本質とは?~同性婚の現状と「パートナーズ婚」の今後の可能性~」が開催されます。今回のテーマは、「同性婚」。
同性婚をめぐる歴史的な裁判の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画「ジェンダー・マリアージュ~全米を揺るがした同性婚裁判」を鑑賞し、「同性同士の結婚」や「結婚の本質的な意味」について、賛否両論様々な考え方も取り上げながら考えていきます。日本における「同性婚」の今後の展望について、一緒に考えてみませんか?
新年ブライダルセミナー&勉強会vol.2
感動の映画ジェンダー・マリアージュから読み解く結婚の本質とは?
~同性婚の現状と「パートナーズ婚」の今後の可能性~
開催日
2017年2月21日(火)
プログラム・参加費
<第一部>参加費:2000円
13:00~13:15 主催者挨拶
13:15~15:15 上映会
15:15~15:45 感想交流会
<第二部>参加費:1000円
16:00~17:45 勉強会
<第三部>交流会:6000円
18:00~20:00 中華ブッフェ料理、フリードリンク
※上映会のみの参加も可能です。
場所
東天紅大阪天満橋OMM店(結婚式場クーレクール)
※谷町線または京阪天満橋駅直結OMMビル20階
持ち物
筆記用具、名刺
お問い合わせ・お申し込み
株式会社ウーマンライフ新聞社
TEL 0742(35)5188
FAX 0742(35)5190