男性ならランチに誘わなかった
No, I’m delighted. I doubt very much
I would’ve gone to lunch with him.
レストランで。テレーズが
「手袋を送り返したのは男性と思ったのでは」とキャロルに訊く。
「そう思ったわ」「あいにくでした」
「いいえ、光栄だわ。男性ならランチに誘わなかったでしょうね」
キャロルはわがままですが、生真面目で正直な性格です。
男性なら興味なかった、テレーズだとわかったから誘ったのだと
女性への関心をはっきり言葉にしています。
ここのシーン、カメラは終始キャロルの背後から、キャロルが
テレーズを見る角度で撮っていましたが、このセリフのあと、カメラは
テレーズから見たキャロルに変わります。
キャロルの言葉にテレーズが反応したことを示しています。