神様に対して何も恥ずかしくない

神様に対して何も恥ずかしくない

 

「あなた、殺しまくっている!」と恐怖するセルビーにアイリーンがいう。

「私は自分のしていることがわかっている。現実を見たくないなら

せめて私の話を聞いて。あんたにとって人間は親切で善良な存在でしょう。

それでいい。そこがあんたのよさだから。

私は神様に対して何も恥ずかしくない。あんたの属する世界は

殺すなかれと教えた。でも現実は甘くない。

神様の望みが誰にわかる? 

私たちのような人間は虐げられる運命だけど、負けやしない。

あんたと私の夢を叶えるのさ」

 

(「モンスター」)

 

 

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