一目惚れという形をとることもある

一目惚れという形をとることもある

ゲイ映画の傑作には「運命の出会い」と「一目惚れ」が多いです。

「キャロル」もそう。「ジア」もそう。

古典的なところでは「エマニエル夫人」「太陽と月に背いて」「バウンド」。

すれちがったとき一瞬で、というのが「四角い恋愛関係」や「ミルク」。

先生が生徒たちにいうのが上のセリフ。

「彼らの出会いが定められた運命だったことを考えてほしい。

それが一目惚れという形をとることもある」

アデルはひたひたと近づく、自分の身の上に起こる運命をまだ知りません。

 

(「アデル、ブルーは熱い色」)

 

 

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