海辺の日、君は「小さな灰」を描き、僕の名を絵に刻んだ
時代は1922年、舞台はマドリードの学生会館で、ダリとロルカは出会います。
詩人と画家が主人公の作品ですから、やたら綺麗なセリフが登場します。
冒頭「海辺の日」とは、ロルカがダリとスペインの北、カダケスに旅行し、創作にふけった日々。波打ち際で焚き火を炊き、夜の海を泳ぐ美しい青年の裸体は幻想的でした。見惚れますね(笑)
「小さな灰」はロルカが名付け親になったダリの絵。
ダリの絵の好き嫌いはわかれるでしょうが、学生時代のこの絵など、凄まじい才能がほとばしっています。