わたしってサイテーの女ね
グザヴィエをボロクソにいった元カノ、マルティーヌは自己嫌悪に陥る。
考えてもみよう。他人の息子の面倒を見てくれる男友達なんて、グザヴィエ以外にいない。あいつはいいやつだ、書くものは三流でも。ごめんね。
「わたしってサイテーの女ね。彼とは別れたのよ。いったかしら」
「悪いけど、すぐ相手が変わるから覚えていないよ」
「あなたと別れてからいい出会いがないの」
「期待しすぎるのさ。ミスター・パーフェクトはいないよ」
「ミスター・パーフェクト」も面白いセリフです。どこかで使えば?