娚の一生

 

掲載:小学館『月刊フラワーズ』(2008年9月号から2010年2月号まで)
小学館〈フラワーコミックスα〉 全4巻

50を過ぎた大学教授(海江田醇)と失恋の痛手を引きずっている30代女子(堂園つぐみ)の恋愛物語なんてよくあるパターン。いやそうでもないか、そんなによくあったら物語にならないか。映画は豊川悦司の足キスでなかなか話題になった。

そして、このマンガで注目したのは、主人公の二人ではなく海江田の秘書の西園寺真保。才色兼備で以前海江田が勤めていた大学の学長の娘。これが一途なのよね。こっちのが断然可愛いい！と思っちゃったな。

読んでて、理屈で人を好きになるもんじゃないだろって、何度かツッコミ入れたくなるけど、こういう行きつ戻りつの想いを恋愛っていうんかもしれない。とんとご無沙汰と感じる方は是非！