初夏はイライラの季節?
GWも終わり、生活が日常に戻りました。新生活でストレスも多い時期。特に新社会人の方は、慣れない環境で叱られたり悩んだり、ということも多いでしょう。逆に上司の方も、新人を指導したり叱ったりと、ストレスがかかる季節です。
「肝」が疲れて「怒り」が増す?
実は東洋医学では、春は「肝」が疲れて「怒り」の増える時期なのです。
気温も温かくなり、歓送迎会やお祝い事など、飲食の機会も多いこの季節。体内に「温熱」が溜まり、食べすぎ、飲みすぎで気や血の流れを妨げてしまいます。すると頭痛・目のトラブル・ほてり・耳鳴り、さらにイライラを引き起こします。
体内の流れが鬱屈し、体調だけでなく感情のコントロールも難しくなるのです。
食事改善や気分転換でサポート
根本的なストレスを解決することはもちろんですが、まずは「肝」を休ませてあげましょう。
食べすぎ、飲みすぎをやめて、脂肪の分解・代謝を助ける食材を摂りましょう。
青野菜のサラダやセロリなど香りの強いもの、お酢料理、梅干など酸味のあるもの。
またたけのこ、菜の花など春の野草、野菜には解毒作用があります。
こうした食材や発酵食品を毎日の食事に摂り入れることで、「肝」を助け、自律神経を整えることも期待できます。
そして悩みに滞りがちになっている心を、少しゆるめてあげましょう。
他の趣味や運動で気分転換することで、体内の「気」も巡ります。
春から夏のこの間はイライラしがちな時期と割り切って、上手に気分転換。新生活をスムーズにお過ごしください。
奈良県磯城郡田原本町三笠36
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