週末はマンガでエンジョイ!ーRiki&Meguのおすすめコミックー
漫画、コミック、劇画、マンガー
ひとつの文化をなすこのジャンル。
気張らず、ただただ好きなのでやってます。
ほぼ週刊です。
今回のMeguさんおすすめはコレだー!
萩尾望都『半身』小学館文庫
1984年発表
私達は一卵性の双子。ただ、腰の部分で2人はつながり、一生離れられない。妹は無知で美しく賞賛され、私は賢く醜く嫌われる。
しかし成長とともに、分離しなければ2人は死んでしまうことがわかります。私は喜んで手術を受け、見事成功。体力のある私は生き残り、妹のように美しくなります。一方、妹は衰え、かつての自分の姿となって死んでしまいます。
衝 撃的で深い物語。その衝撃度は野田秀樹などによって舞台化されていることでも推し量れます。しかしこれ、なんとたった16ページのマンガなんですよ!しか も30年以上も前の!すごい! 筆者としては、萩尾望都さんは少女マンガにおいて、手塚治虫さんと並ぶほどの存在だと思います。 日本のマンガってスゴイ!と思わせてくれる名作です。