オルランド20160419

 

「女は信用できない。男の美徳に、忠誠と勇気に乾杯」

皇女に振られ昏睡状態に陥ったオルランド。
彼が眠り続けるのは変身の予兆なのですけどね。
目が覚めて
「女を表現する言葉は3つ。
どれも口にする価値がない。
女は信用できない」。
かわいそうに、よっぽど応えたのね(笑)
オルランドは美しいものが好き。
女の次は詩の美しさに感動し、詩人を招いて詩作に耽るが、
真面目な努力にもかかわらず才能がないと自覚する。
ショックと絶望のあまり、
はるかな異国に赴任したいことを国王に申しでる。
着任したオルランドは、砂漠の真ん中で、
イケメンの領主と高々と杯をあげ
「男の美徳に、忠誠と勇気に乾杯!」

(「オルランド」)