2月から4月かけては「花粉症」の季節。原因となるスギやヒノキの花粉の飛散がピークになるためです。
さらに最近は、PM2.5や黄砂も加わり、ますます深刻化しています。
鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみ…。辛いですね。こうした不快な症状が続くと、頭痛・倦怠感・集中力の低下・イライラ感なども出てきます。

本当の原因は体の中にある!?

漢方では、病気の原因には外的要因だけではなく、体内の状態にも原因があると考えます。
花粉を吸っても、花粉症にならない人もたくさんいます。また「今年から花粉症になった」という人も多いはずです。
これはその人の体の状態、そして自己防衛力の違いによる、と漢方では考えるのです。
さらに漢方では、鼻水が水っぽいなら肺や腎にトラブルがあるという風に、症状によっても原因や処方が変わります。
当然、原因は一つとは限りません。体の様々な部位、ストレスや食生活などの要因もあわせて、その方にあった療法を組み立てていく必要があります。

花粉に負けない体作り

花粉やほこりを吸い込まないのが一番の予防ですが、完璧に花粉を遮蔽することは無理です。
外的原因を取り除くと同時に、中から自分の防衛力を高めることが大切です。
一人一人症状や体質を細かく伺った上で、今の症状を楽にする、そして体内の状態を整える漢方処方。同時に自己防衛力を高める食事や生活習慣のアドバイス。こうして、いろんな面から花粉に負けない体を作っていきます。漢方は、対症療法だけでなく体調そのものを整えるものですから、花粉症以外でもあなたの体に役立つはずです。
我慢してもストレスがたまってしまうだけ。花粉を取り除く対策と一緒に、漢方療法もを行うことをおすすめします。

 

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