マルタの鷹20160227

 

 

「ガーディニアか…」

「マルタの鷹」は1941年の映画です。
私立探偵サム・スペード(ハンフリー・ボガード)の事務所に入ってくる男にピーター・ローレ。
ヌルっとしたいやらしさで、殺人鬼などを演じたら名人級の役者です。
彼が部屋を出て行ったあと、ボガードが「ガーディニアか」とつぶやく。
香水の銘柄で、彼のセクシャリティを示唆しています。
なんといってもこの時代、映画はまだ小説より進んでいませんでした。

(「マルタの鷹」)