バウンド20160217

 

「「あやまりたいの。わたし、あなたに冨をわかちあっていない」「なにそれ?」
「寝たい相手にそう言うの。どっちもいい思いをすることよ」」

ヒロインのヴァイオレットが最高にいい。
彼女はギャングの情婦です。
刑務所からでたばかりの女泥棒コーキーに一目惚れする。
マフィアの金200万ドルを横領する計画を立てたのはいいが、早々とコーキーは正体がばれ、床に縛り上げられる。
ヴァイオレット獅子奮戦。
男たちを欺き、コーキーを救出し、金をぶんどる。
コーキーと出会ったとき、仲良くしたいヴァイオレットは「富のわかちあい」を提案する。
ヴァイオレットの資本論は素朴で、すなわち
どっちもいい思いをすること(笑)。

(「バウンド」)