LGBTに取り組む企業が増加  

アメリカで、LGBTが働きやすい会社として評価されている日本企業が、トヨタです。アメリカのトヨタは、広告にレズビアンやゲイのカップルと子供を掲載したり、ゲイ雑誌の裏表紙にレクサスの一面広告を出したりしています。北米日産も高く評価され、トヨタともども「Best Place to Work」、LGBTの働きやすさ100点満点の会社として認められています。

 日本国内でも、LGBTに取り組む日本企業が着々と増えています。LGBTであるかどうかにかかわらずいい人材を確保したい、離職を防ぎたい、サービスを向上したいなど、企業によって重視する理由は様々です。いずれにしろ、当事者の多様さや繊細さに配慮し、企業としてのメッセージ性に矛盾がないよう取り組むことが重要となってきます。日本の世論でも「社会は同性愛を受け入れるべき」とする考えの人が増えてきています。これからますます、LGBTについて取り組む企業が増えていくことでしょう。