週末はマンガでエンジョイ!ーRikiのおすすめコミックー

二ノ宮知子「天才ファミリー・カンパニー」

1994年から2001年に、『きみとぼく』及び『コミックきみとぼく』で連載。
ソニー・マガジンズコミックス全11巻
幻冬舎「スペシャル版」全6巻
 
天才の定義は難しい。しかしあえて言うなら。「天 才とは1%のひらめきと99%の努力である。」というエジソンの名言は実は「1%のひらめきを感じとることができれば、99パーセントの無駄な努力をしな くとも大丈夫なのだよ。」というのが本当らしい。つまりは天才とは努力してなるものではなく、もともと天から与えられているもの。
このマンガの登場人物たち、
夏木 勝幸(なつき かつゆき)は確かに優れているIQ170の天才だ。
田中 春(たなか はる)も天才だ。全てを受け入れて構えない。
永沢京子も荘介も良子もアミィも唯香も林ジイも天才に違いない。夏木マニアの
有吉 太郎(ありよし たろう)だって、素晴らしい天才だ。
だからだれもが天才なんだ。あなただって、私だって、もともと天才なのよ。そう思わせてくれるのがこのマンガ。
天才は誰かの顔色をうかがったりしない。誰も嫉妬しない。そして我が道を突き進む。だって天才なんだから。