ドラゴン・タトゥーの女20160115

 

I am sorry. You have to go.
Okay. Do you need me to stay?

「悪いけど、帰って」「わかった…いてあげようか」

「ドラゴン・タトゥーの女」以後、ルーニー・マーラは低迷。
かろうじて「サイド・エフェクト」がよかった。
そんなとき、カンヌ国際映画祭(2015)女優賞をとったのが「キャロル」です。
ルーニー・マーラはゲイ映画、もしくはゲイの役でポイントを稼いでいます。
共演者にもよるのでしょう。「ドラゴン」はダニエル・クレイグ、「サイド」はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、「キャロル」ときたらケイト・ブランシェット、相手にとって不足はありません。
本作のヒロイン、リスベットはバイです。男性とのセックスは即物的にさっさとすませるのですが、女性だと随分ちがう。
このシーンはダニエル・クレイグが強引に部屋にやってきたので、ベッドにいる女性にあやまっている。
相手は「いてあげようか」と心配する。
女同士の場合はなにかとやさしいのです。

(「ドラゴン・タトゥーの女」)