「同性婚が可能」な国、「同性愛者は死刑」の国
世界を見ると、同性愛に対する考え方は様々です。同性愛が罪になり、中には死刑になる国もあります。一方で、同性婚ができる国も存在し、最初はヨーロッパだけでしたが、カナダに、アメリカに広まり、南米や南アフリカ、ニュージーランドなどへとどんどん広まっています。アメリカ合衆国では2015年6月に全州で同性婚ができるようになりました。2015年8月現在、22カ国で同性婚がすでに可能・将来的に可能となっています。また、国によって定義は違うものの、28カ国(一部の地域のみの国も含む)でパートナーシップが認められています。他の人と同じ権利が認められている差別禁止法のある国、同性愛は罪ではないけれど公の場では言ってはいけない表現禁止法がある国もあります。しかし先進国の多くの国で、人権を尊重し、同性愛者にも結婚の権利を訴える動きが起こってきたと言えるでしょう。