17歳のカルテ20151227

 

「一歩でも動いたら大動脈を刺すよ!」

リサ(アンジェリーナ・ジョリー)は精神科の患者。病院には高校生くらいの、心を病んだ女の子たちがいる。
スザンナ(ウィノナ・ライダー)が入院してある日、ボーイフレンドが出征前の面会に来た。
10分おきくらいに看護師が在室チェックに回ってくる。
その間にふたりはセックスしたい。
リサは看護師を足ドメしてふたりのために時間をかせいでやろうと、車椅子のままドアの前を動かない。
看護師が中に入ろうとすると、自分の首筋にペンを突き付け、大動脈を刺すと脅す。
ここで登場する医師のウーピー・ゴールドバーグが「リサ、大動脈は胸よ」。
このシーンもいいし、アンジーが本作で終始みせる、思春期独特の翳りもよかったですね。 

(「17歳のカルテ」)