スイミング・プール20151214

「わたしの最高傑作よね」

人気ミステリー作家サラ(シャーロット・ランプリング)の売れ行きが低迷。
深い仲の出版社の社長が休養を提案したのが気に喰わない。
サラは南仏の社長の別荘に行く。不意に社長の娘ジュリーが来た。
若くて奔放、放埒なジュリーに惹かれ、彼女を主人公に一気に書き上げた。
新作の出版をしぶる社長に、サラは別の出版社で刷った新刊を見せていう。
「わたしの最高傑作よ」。自分を軽く扱った男をサラはペシャンコにする。
ジュリーとはサラの紡ぎだした想念のヒロインです。

ケンカの要諦①「勝てるときまで待つ」

(「スイミング・プール」)