ゲイ映画のキメ台詞

ニック! まったく、もう

〜キッズ・オールライト⑫〜

ニック! まったく、もう   母親同士は、最近ぎくしゃくしている関係の修復を試みる。 お風呂でリラックスしているジュールズのところへニックが来る。 「イラついてばかりで悪かったわ」 ジュールズは機嫌がよくなる。 そこへ電話。 「ニック」せっかくムードが出ているのに、何の話? 「ニック!...

なぜ精子を提供したの?

〜キッズ・オールライト⑪〜

なぜ精子を提供したの?   子供達とポールの接触する時間が増えていき、 「なぜ精子を提供したの?」とか、フランクに話すようになります。 「人の役に立ちたいと思った。子供が欲しくてもできない人のために」 「人助け?」 「昔のことだ」 「いくらもらったの?」 「なぜ聞く。1回60ドル。でも...

ジュールズ、君は何してる?

〜キッズ・オールライト⑩〜

ジュールズ、君は何してる?   仕事は「何をしている」とポールがジュールズに訊く。 ジュールズにとっては痛い質問です。何もしていない。 社会の敗北者のように感じることがある。 「大学で建築を専攻したけど、建築家じゃない。出産前にやめたの。 今新しい仕事を始めるところなの。景観デザインよ。ガ...

あれからずっと一緒

〜キッズ・オールライト⑨〜

あれからずっと一緒   ポールを交えての夕食の席。二人の出会いを話すニックとジュールズには 幸福感が溢れています。 なんて新鮮だったのだろう、あの頃。 子供たちは「何度聞かされたかわからない」思い出だけど、 いくら繰り返し語り合っても二人にとっては色あせない。 「U.C.L.Aで私が研修...

愛している“チキン”

〜キッズ・オールライト⑧〜

愛している“チキン”   二人は時々「愛している“チキン”」「愛している“ポニー”」と呼び合って 眠りにつきます。 「チキン」と「ポニー」に特別な意味があるのかないのか、知りませんが 内心に不安を抱えるニックが、それをもみ消そうとしているように聞こえます。 ジョニーが18歳だから、少なくと...

生物学的には実の父親だけど

〜キッズ・オールライト⑦〜

生物学的には実の父親だけど   ニックはポールへの警戒を隠さない。 「生物学的には実の父親だけど、とても不愉快でムカつく」 問題は父親であるかどうかではなく、彼が、せっかく築き上げた 自分たちの家庭への侵入者だとニックは感じるからです。 いくら社会の認識が改まってきたとはいえ、ゲイカップル...

性の衝動は複雑なものなの

〜キッズ・オールライト⑥〜

性の衝動は複雑なものなの   「なぜ男同士の映画を見るの?」と息子が質問。 ドギマギするニックを差し置き、 「性の衝動って複雑なものなの」ジュールズが堂々と自説を開陳する。 「時として逆の刺激を求めるの。女の反応は受け身だけれど、攻める行為を 見て、興奮したい時もあるのよ」 「女同士の映...

何が言いたいの?

〜キッズ・オールライト⑤〜

何が言いたいの?   「何が言いたいの?」とニック。 「この母にしてこの子あり。可能性を無駄にしている。目的もなく、 闇をさまよう母子」とジュールズ。 「何を言っているのか、わけがわからない」 「まだあなたの意識に上がっていないだけよ」 そうかしら。自分と結婚し、建築の道を諦め家庭に入っ...

無限の可能性を無駄にしている

〜キッズ・オールライト④〜

無限の可能性を無駄にしている   ニックは息子の友だちが気にいらない。デキが悪い。ちっとも勉強しない。 「あんな子と付き合って無限の可能性を無駄にしている」 どこでも親は自分の子のほうが上等だと思いますけどね。 ところがこれにジュールズが絡んだ。 ジュールズには意識下で、もう私たちはダメに...

ポールだ、君の提供者だ

〜キッズ・オールライト③〜

ポールだ、君の提供者だ   ジョニと弟のレイザーは精子提供者の男性を突き止め連絡した。 電話を受けた男性は「ポールだ、君の提供者だ」 「ママたちはあなたの精子で一人ずつ生んだゲイ・カップルなの」 「そういうことか」がぜん、ポールは興味を示す。 会ったところ、ポールは渋い中年のおじさんで、有...