diversity-studies

ポールの家で食事しましょう

〜キッズ・オールライト⑳〜

ポールの家で食事しましょう   ジュールズの純真な問いかけにニックは心を打たれる。 反省する。ポールを毛嫌いしていた自分も狭量だった。 ジュールズのためにも、失地回復せねば。 「ポールの家で食事しましょう」 思い切って言ったものね。 もちろん子供達は大喜び。ジュールズは渋る。 ニックに...

もう私に魅力がない?

〜キッズ・オールライト⑲〜

もう私に魅力がない?   自分に辛く当たるのは、ニックの心が離れていきつつあるからか。 ジュールズはニックに訊く。 「もう、私に魅力がない?」 悲しみに涙がにじむ。 「私のことを退屈なレズビアンだと思っている?」 この時、ジュールズはすでにポールと寝ているのですが、ニックへの愛情は 変わ...

それが望みでしょ!

〜キッズ・オールライト⑱〜

それが望みでしょ!   ジュールズは言い返す。 「それが望みでしょ。支配できるから。あなたは私が働くと嫌がる。 家にいて主婦をしろというのが望みでしょ」 「あなたが仕事を始める手伝いをした」 「自己満足のためにね」 ついに正面衝突。 よみがえる父権社会か? どっちかが主でどっちかが従...

私が一人で養っている

〜キッズ・オールライト⑰〜

私が一人で養っている   「休暇? 費用はどうするの。言いたくないけど、私が一人で養っている」 ジュールズの最も傷つくことであり、最も触れてほしくないことであり、 最も直視するのをさけてきた現実でした。 ポールなら「君は才能がある」と言ってくれた。 「庭の仕事を任せたい」と言ってくれた。 ...

一体どうしたのよ?

〜キッズ・オールライト⑯〜

一体どうしたのよ?   とぼけたわけではありませんが、ジュールズとしては 「一体どうしたのよ」そう聞かなければならない。 「原因はポールよ」ニックは吐き出します。 「無性にイラつくのよ。家庭を奪われそうで」 「休暇をとってリラックスするのよ」とジュールズ。 ここでニックは言ってはならない...

いいかげんにしてよ!

〜キッズ・オールライト⑮〜

いいかげんにしてよ!   娘だけじゃない、ジュールズまでが日に日にポール寄り。 彼の栽培する無農薬野菜の良さを進め、アピールする。 ニック、切れる。 「いいかげんにしてよ。これ以上、ヘンプミルクやオーガニックや、 有機トマトの話なんか聞きたくない。自殺したほうがマシよ」 酒量の上がってい...

あんな口の利き方初めて

〜キッズ・オールライト⑭〜

あんな口の利き方初めて   娘のジョニがキッとなってニックに反抗します。 子供なりにゲイカップルの家庭にプレッシャーがあったと思います。 しっかりした娘だから自分は自分、そして母親たちを勇気ある女性だと尊敬もしている、でもいうに言えない抑圧はあったと思うのです。 そこへポールが現れた。母親と...

ニックは完璧主義者だから

〜キッズ・オールライト⑬〜

ニックは完璧主義者だから   ニックが自分に批判的なのは「完璧主義者だから人を批判しがちなの」と、 ジュールズがポールに言っている。 ニックが口やかましく映るのを、かばっている口調です。 ポールが「なぜ批判だと思うんだ。君は才能があるのに」 殺し文句ですね。仕事したいけれど、 外の世界に...

ニック! まったく、もう

〜キッズ・オールライト⑫〜

ニック! まったく、もう   母親同士は、最近ぎくしゃくしている関係の修復を試みる。 お風呂でリラックスしているジュールズのところへニックが来る。 「イラついてばかりで悪かったわ」 ジュールズは機嫌がよくなる。 そこへ電話。 「ニック」せっかくムードが出ているのに、何の話? 「ニック!...

なぜ精子を提供したの?

〜キッズ・オールライト⑪〜

なぜ精子を提供したの?   子供達とポールの接触する時間が増えていき、 「なぜ精子を提供したの?」とか、フランクに話すようになります。 「人の役に立ちたいと思った。子供が欲しくてもできない人のために」 「人助け?」 「昔のことだ」 「いくらもらったの?」 「なぜ聞く。1回60ドル。でも...