あんな口の利き方初めて
娘のジョニがキッとなってニックに反抗します。
子供なりにゲイカップルの家庭にプレッシャーがあったと思います。
しっかりした娘だから自分は自分、そして母親たちを勇気ある女性だと尊敬もしている、でもいうに言えない抑圧はあったと思うのです。
そこへポールが現れた。母親と違って押さえつけず、話し合えるオトナ。
責任のないポールと、女手で子供を育てなければならなかったニックの厳しさは、まだまだジョニにはわかりません。
そこへポールが口をはさむ。
「少し締め付けを緩めたらどう?」これは怒りますよね。
「あらそう?」
「僕は意見を言っただけ」
誰もあんたの意見なんか聞いてないでしょ、と私は言いたくなりました。