愛人を探しているの
メリッサにふさわしく、自分のメガネにかなう男はいないか。
街なかを歩きながらビリティスは男たちを眺める。
ニキアスという男性に近づく。扮するのはマシュー・カリエール。
「テルレスの青春」で超絶美少年デビュー。本作の3年後
「エゴン・シーレ/愛と陶酔に日々」で夭折した天才画家を演じました。
憂いのある繊細な容貌、長身痩躯。
「友だちを喜ばせたいの。ハンサムでやさしくて強い人。何も聞かず面倒を
起こさない人」と目的を言うビリティスに
「本人に選ばせたほうがいい」ニキアスは実際的なアドバイスを。
ビリティスは一笑に付し「メリッサが道で男を探すなんてありえない」
ビリティスはメリッサのことを、多分誰よりもよくわかっています。