妻をエスコートしてくれ

妻をエスコートしてくれ

 

夫婦でサッカー観戦のはずが、ヘックに仕事が入った。

「ルースにたのもう」とヘック。すぐ電話し「妻をエスコートしてくれ」

妻に「OKだった」「彼女のこと、よく知らないのに」ためらうレイチェル。

「前世で会ったと君は言ったじゃないか」ヘックはそのままいう。

嫌味でもなんでもない。レイチェルは行くことにする。

後ろめたいほど胸がときめく。

楽しくてたまらない夜になった。

広いサッカー場で応援するときは、金切り声よりもっとよく通る声で、

とルースが教える。後ろから両腕をまわし、レイチェルのお腹を押さえて、

ここから声を出せという。ルースが手本を示す。踊りにも行った。

帰り道、別れがたい。どっちもお互いの気持ちを知ってしまった。

もうちょっとでキスするのですが、ヘッドライトに照らされ離れてしまう。

この映画、とても品がよくて、

過度にエロっぽくないところに好感を持つ方、多いと思います。

 

(「四角い恋愛関係」)

 

 

bn_charm