同意する、一瞬のためらいもなく

同意する、一瞬のためらいもなく

 

本読みを始めました。

シグリッドのセリフをヴァルが読みます。

シグリッドがヘレナの会社に面接に来たときの場面です。

「あなたのことが気になる。うちに残って個人秘書になって」

「同意しない」とヴァルはシグリッドのセリフを言い、

「いえ、同意する、一瞬のためらいもなく」と

自分に置き換えていう。

ヴァルは面接で初めてマリアに会ったときから、

この気難しい女優の秘書に、ためらいもなく飛び込んだのです。

24時間起居を共にするという条件を束縛とも感じず。

好きでなかったらできることじゃない。

 

 

(「アクトレス~女たちの舞台~」)

 

 

bn_charm