「わたしはもっとここにいたい」
男はこんなやばいところ、早くひきあげようというのに、恋人は美人の吸血鬼のとりこになって、もっとここにいたいとイヤイヤ。
吸血鬼は、男を誘惑し、女を口説き、毎晩忙しい。
彼女の家は砂漠の真ん中にある、というのが他の吸血鬼映画と変わっています。
秘境の古城というのがおきまりなのですけど。
砂漠の太陽の下に典雅なベッドがしつらえられ、アラビアふう音楽が流れる。
シュールな世界がたまらない（笑）。
吸血鬼の口説き文句がそのものズバリ、「あなたの男はわたしたちに嫉妬しているのよ」。
うそつけ。